2025年09月13日 スタッフブログ @>
函館は古くから海外思想の建築物が建てられ、
今も北海道指定有形文化財として守られています。
洋風な街並みが似合う函館の魅力を紹介したいと思います。
この建物は1807年に建築された北海道庁函館支庁庁舎です。
今から218年前の建物ですが、伝統的建築は今でもデザインの力強さを放ち
古さを感じさせない建物です。
洋風建築の手法として、
シンメトリーな外観デザイン
玄関正面の6本のポーチコラムはギリシャ建築のコリント式と思われる様式
屋根にはドーマ―と正面の三角部分にはディンティルモール
外壁は板を横貼りし、各所にブラケットで飾る
窓もダブルハングウインドウを使用したり
随所にデザイン性のあるモールディング資材を用いるなど
この建物の全てを伝える事はできませんが、
海外のデザイン思想が盛り込まれた建物です。