箱館港の発達
2025年08月18日
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箱館の発達は、元禄期の頃(17世紀末)から
松前藩の上級家臣が運上金(税金)を取って商い場の経営を
商人に委ねる場所請負制度が始まったことによります。
漁業が盛んになり、生産物の流通が拡大してくると
松前藩は、松前のほかに江差、箱館を交易港に指定し番所(役所)を置き
船舶・積荷・旅人を検査し、口銭(税金)を徴収し、本州からの船が
この3湊以外で交易することを禁止しました。
以後、松前・江差・箱館の「松前三港」は交易拠点として繁栄しました。
当時の番所は、現在の函館市臨海研究所の所にありました。
