謎の出土銭 志海苔

2025年08月05日 スタッフブログ

1968年(昭和43)函館市志海苔町の漁港付近で道路工事中に

 

大きなカメ3個に詰められた、大量の穴あき銭が発見されました。

 

現在、市立函館博物館に運ばれ、軽量したところ1.6tもあったそうです。

 

枚数も38万7,514枚で、銭の種類が分るもので93種類確認されました。

 

銭の大半は、中国の渡来銭で、11世紀から12世紀の北宋銭が全体の8割以上を占めています。

 

最も古い銭は、紀元前175年に鋳造されたものだったそうです。

 

埋められた時期は、最も新しい銭が14世紀のものであり、14世紀にに埋めたと推定されますが

 

埋設した目的については、記録も定説はなく謎のままです。

 

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