2025年06月30日 スタッフブログ @>
青函連絡船は、函館に住む40歳代以上の皆様には
修学旅行や観光で大変お世話になった記憶があるのではないでしょうか?
連絡船の重要性が変化してきたのは昭和40年代からと言われます。
函館だけでなく、道東や道央と首都圏を直結する長距離フェリーが
全盛の時代になり、本州と北海道を結んでいた連絡瀬の独占体制が崩れ
さらに、ジャンボジェットなどの就航もあり、大量輸送の時代となり
昭和40年には、80%を占めていた連絡船のシェアが
昭和49年には、50%以下に変化していきます。
また、昭和21年に地質調査から始まった海底トンネルが昭和39年に着工
昭和63年に開業すると、連絡船で4時間かかった函館~青森間は
半分の2時間に短縮されました。
青函トンネルの開通日に、青函連絡船は静かにその幕を閉じました。